mochikoAsTechのdig日記

当方好きなコマンドはdigです!お友達から!!よろしくお願いします!!!

php -Sをたたくだけで動作確認用のウェブサーバが立てられる

PHPビルトインウェブサーバーのこと知らなかったので書いとく。

PHP 5.4.0 から、CLI SAPI にはウェブサーバーの機能が組み込まれるようになりました。 URI リクエストの処理は、PHP を開始した時点の作業ディレクトリから行われます。 -t オプションを使えば、ドキュメントルートを明示的に指定することができます。

まじか!Apacheいなくても $ php -S localhost:80 -t /var/www/html/ とかでさっとウェブサーバ立つのか!

PHPのビルトインウェブサーバーって何よ?

PHPには「ビルトインウェブサーバー」という機能があって、それを使うと「ちょっとしたソースをPHPで書いて、ブラウザで動作確認したい!」というとき、わざわざApachePHP(mod_php)を入れてバーチャルホスト作らなくても、PHPだけでウェブサーバが立てられるようだ。

どうやって使うの?

たとえばサーバ上でこんな感じの index.php というソースが /var/www/test/ にあるとする。

<?php
 echo "neko";

んで自サーバにグローバルIP(203.0.113.222)がくっついているなら、以下のコマンドをたたくだけ。

# php -S 203.0.113.222:80 -t /var/www/test/

たたくとこんな感じでビルトインウェブサーバが立ち上がる。

# php -S 203.0.113.222:80 -t /var/www/test/
PHP 5.6.40 Development Server started at Thu May 15 19:33:14 2019
Listening on http://203.0.113.222:80
Document root is /var/www/test
Press Ctrl-C to quit.

そして手元のブラウザで http://203.0.113.222/ を開くと index.php が表示されたー! / でアクセスしたときにちゃんと index.php とか index.html が出るのね。

f:id:mochikoAsTech:20190516132305p:plain
index.phpが見られた!

ターミナル側はアクセスログも表示される。

[Thu May 15 19:33:21 2019] 203.0.113.111:60374 [200]: /
[Thu May 15 19:33:26 2019] 203.0.113.111:60375 [200]: /index.php
[Thu May 15 19:33:50 2019] 203.0.113.111:60859 [404]: /favicon.ico - No such file or directory

あとindex2.php みたいに存在しないページにアクセスすると、次のような404ページが表示された。

f:id:mochikoAsTech:20190516132444p:plain
404 not found出た!

Not Found
The requested resource /index2.php was not found on this server.

ターミナル側のアクセスログでもちゃんと404って出てる。

[Thu May 15 19:34:29 2019] 203.0.113.111:60376 [404]: /index2.php - No such file or directory

立ち上がってるウェブサーバを落としたいときは、Ctrl+Cを押せばそれだけで終了する。

どんなときに使うもの?

「ちょっとしたソースをPHPで書いて、ブラウザで動作確認したい!」ときに便利!確認してないけどMacなら $ php -S localhost:80 -t /var/www/html/ って書いて、ブラウザで http://localhost/ 見ればよさそうだし。

ただphp.netにも 

このウェブサーバーは、アプリケーション開発の支援用として設計されたものです。 テスト用に使ったり、制約のある環境でアプリケーションをデモするために使ったりすることもできるでしょう。 あらゆる機能を兼ね備えたウェブサーバーを目指したものではないので、 公開ネットワーク上で使ってはいけません。

と書いてあるように、「これでウェブサイト公開しちゃおう!!」じゃなくて、あくまで自分の動作確認用にさっと使うものなんだね。   地味だけど便利だー。

PHP: ビルトインウェブサーバー - Manual

#技術書典 6で頒布した「技術をつたえるテクニック」と「技術同人誌を書いたあなたへ」の書籍版を販売開始しました

BOOTHで書籍版(PDF付き)の販売を開始しました!

PDF版は先に出していたのですが、BOOTH倉庫に送った書籍版(紙の本)もようやく入荷完了となったので販売開始しましたー!

なんと「技術をつたえるテクニック」と「技術同人誌を書いたあなたへ」は、書籍版を買うとフルカラーのPDF版も付いてくるので、「紙で欲しいな、でも今すぐに読みたいな」という方も書籍版がおすすめです。(価格は書籍版もPDF版も同じです)

mochikoastech.booth.pm

mochikoastech.booth.pm

書籍版を買うと支払い完了から1~2営業日以内に本がネコポス(送料400円)で送られてきてポストに投函されるようです。(ポストに入らない&不在の場合はクロネコヤマトさんが持ち帰って再配達)

書籍版のこだわりポイント

技術同人誌を書いたあなたへ」の方は、本の中身や表紙に合わせて表紙用紙をハーフエアコットンというざらっとした特殊紙にしてもらいました。表紙から背表紙を通って裏表紙へ、赤い毛糸がつながっている様子は書籍版でないと確認できないので、ぜひ紙の本で見てほしいーー!めっちゃ可愛いんだよー! 

技術をつたえるテクニック」は過去の「DNSをはじめよう」や「AWSをはじめよう」と同じく、PPマット加工を施しているのでさらっとした表紙です。前ペラ(表紙と本文1枚目の間にある遊び紙)は、表紙に合わせた黄色のトレーシングペーパーとなっております!

読んでくださった方の感想はこちらにまとめてます!

togetter.com

「技術をつたえるテクニック」は新卒エンジニアにお勧め

技術をつたえるテクニック」は教える側だけでなく、教わる側のコツも書いているので特に新卒エンジニアの皆さんにお勧めです。

  • とりあえず会議の議事録を書いてと言われたが書き方が分からない
  • 新卒が持ち回りで講師になって勉強会を開催することになった
  • 先輩の教え方が分かりにくい
  • 知らないことを正直に知らないと言えない

などで5月病になってしまいそうな駆け出しエンジニアの皆さんへ届けー。

#技術書典 6に当選したので #技術をつたえるテクニック とタイトル未定の新刊2冊を持っていくよ

4月14日(日)の技術書典6に当選しました!
会場は前回と同じく池袋サンシャインシティです。

技術書のお祭りー!初参加からもう1年が経ったのか、という気持ちです。

今回は「mochikoAsTech」というサークル名で、出口付近の「あ02」にいます!

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今回は新刊を2冊持っていきます!

新刊1冊目:「技術をつたえるテクニック」

「技術をつたえるテクニック」は「DNSをはじめようAWSをはじめようを書くとき、こんなことに気を付けて書いたら分かりやすいって言ってもらえたよ!」という、技術を分かりやすくつたえるためのテクニックをぎゅぎゅっと詰め込んだ一冊です。

エンジニアが技術書やドキュメントを書くときの「もっと分かりやすくて伝わる文章が書きたい!」という気持ちや、勉強会で登壇するときの「もっと技術を分かりやすく説明できるようになりたい!」という気持ちの両方に応える内容となっています。

 新刊2冊目:技術同人誌のハッピーエンドは「出版社の編集者に見初められて商業出版!」だけとは限らないという話(仮題)

先日noteで公開したばかりの『技術同人誌のハッピーエンドは「出版社の編集者に見初められて商業出版!」だけとは限らないという話』を加筆修正した一冊を持っていきます。

技術書典4でDNSをはじめようが750冊売れた後に、私が波に飲まれそうになった話とか、個人事業主として確定申告した話とか、出版社さんに契約条件を確認したら思いがけない反応が返ってきた話とか、大っぴらに言うにはちょっとはばかられて削った部分を入れようかなと思ってます。

note.mu

ちなみに既刊のDNS本やAWS本は持ち込まない予定です

既刊のDNSをはじめようAWSをはじめようは、もうダウンロードカードしかないので持ち込まないつもりです。既刊はBOOTHでダウンロード版を購入できますので、そちらでお求めください。

mochikoastech.booth.pm

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それでは技術書典6で、みなさんとお会いできるのを楽しみにしています!!

#AWSをはじめよう に甲木洋介さん・尾形鉄次さん・太田ブンメイさんから書評をいただきました #技術書典

10月8日(月・祝)の技術書典5で頒布(販売)する「AWSをはじめよう」に、クラスメソッド株式会社の甲木洋介さんと、「Web制作者のためのUXデザインをはじめる本」の著者 太田ブンメイさん、そして株式会社ガイアックスの尾形鉄次さんから書評をいただきました!

AWSをはじめよう」がどんな本なのか、どんな人にお勧めしたいのか、皆さん熱く語ってくださいました。本当にありがとうございます♡

甲木洋介さん(@yokatsuki クラスメソッド株式会社 データインテグレーション部)

本書は前著「DNSをはじめよう」に続き、非常に丁寧な構成で、AWSで基本的なWebサービスを始める手順を説明しています。

従量課金のクラウド環境を使い始める時にやらかしがちなのが、インスタンスの使い過ぎによる過請求、セキュリティ設定の不備による不正アクセスです。本書では、それらのトラブルを防ぐために"AWSを使い始めたら最初にやること"として請求アラートの設定、ルートユーザの普段遣いをしない為のIAMユーザにMFAの設定、更にCloudTrailの設定に至るまで、使う前の入念な準備を提案しています。

また、無料枠でEC2インスタンスを起動する箇所でコラム中をはさみ、バーストに関しての説明を入れているなど、起きうるトラブルを未然に防ぐ為の工夫が随所に施されています。

本書であれば、AWS初学者に「これ、一通り読んでやってみて」と渡しても前述の問題が起きることは無いでしょう。

そして、入門書でありながらバックアップや負荷分散について、具体的な手順や設定後の動作確認が記載されているところが良いと思いました。この辺りのいわゆる非機能に関する設定は、オンプレ環境では初学者がなかなか触れられないところですが、Webシステムにおける運用では欠かせないものです。

本書はクラウド環境の「設定だけで自由に基盤を構成できる」メリットを十分に活かしており、実践的な基礎技術を得る手段として、大いに活用できると思います。

AWSで分からないことを検索すると必ずDevelopers.IOが出てきて、甲木さんをはじめクラスメソッドの皆さんが提供してくださる情報には、本当にいつもいつもお世話になっています!いつもありがとうございます!

続いては「Web制作者のためのUXデザインをはじめる本」の著者、太田ブンメイさんからの書評です。

太田ブンメイさん(「Web制作者のためのUXデザインをはじめる本」著者)

近頃、デザインデザインってうるさいですよね。コンセプトやプロトタイプばっかり作って、でも実際に動かすところになると途端に息をしなくなる “中の仕組みなんて知らんがな系デザイナー” とっても増えましたよね。鬱陶しいですよね。

みなさん、日頃使ってる「Web」って、実際のところ、なんだと思いますか?

思い出してみてください。3.11の震災のとき、Twitterで友達と連絡を取り合った時のこと。通信量が爆発して、サーバーがパンク…しましたか?しませんでしたね。ならば中の人達が「こりゃ大変だ」「ハードウェアの増強だ」と慌ててサーバを組み立てたり…してたと思いますか?絶対してませんよね。

あのとき、著者が冒頭で述べている「好きなだけサーバの台数を増やしたりできる」というクラウドの威力が、リアルにみなさんの命にかかわるところで遺憾なく発揮されたということ。オンプレミスからクラウドへの変革は、決して “中の人だけの話” ではないのです。

プロのサービスデザイナーとして断言しますが、中の仕組みを知らなければ決してデザインできないエクスペリエンスがあります。そして本書では、著者がエンジニアにはあるまじきストーリーテラーぶり(失礼)を発揮しながら「インフラエンジニアリングの自分ごと化」の手助けをしてくれます。Webの世界で何かを作っているあなたがたとえインフラエンジニアでなくても、いやむしろエンジニアでない人にこそ、本書は「デザインの自由度を高める一般教養」として心地よく刺さっていくのではないでしょうか。

前著「DNSをはじめよう」と一緒に、お楽しみください。

ちなみにブンメイさんはご自身の紹介文も面白いので、併せて載せておきます。

太田ブンメイ(評者)

1990年代、インターネット黎明期にエンジニアとしてキャリアをスタート、現在はサービスデザインの専門家へとジョブチェンジ。そういえば前職ではネットワーク仮想化技術(SDN=Software Defined Network)の研究開発チームに参画、UXDの専門家として「仮想化ネットワークのユーザー体験を考える」というミッションに挑んだ。その後どうなったかはよくわからないけどAWSやOpenStackには大変お世話になりました。

株式会社アイ・エム・ジェイ Service Design lab. デザインマネージャー/常葉大学 非常勤講師(造形学部)/日本デザイン学会 正会員/NPO法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net)認定 人間中心設計専門家

最後に、前作の「DNSをはじめよう」を読んで色んな方に勧めてくださった、株式会社ガイアックスの尾形鉄次さんからいただいた書評です。

尾形鉄次さん(@xtetsuji 株式会社ガイアックス)

AWSが書名に入っている本書ですが、最初のCHAPTERで解説されるのはインフラやサーバという言葉の意味、そしてオンプレミスの話。オンプレミスのことを知らなければAWSパブリッククラウド)の有り難さは分からないという理念が伝わってきて、オンプレミスを長年触っていた私にとって嬉しい内容でした。

本題であるAWSの解説は、画面キャプチャを潤沢に掲載した親切さ。初学者を脱落させないという強い意志を感じます。しかも、WindowsmacOS両対応。そして、現時点での知識でできるセキュリティへの配慮もバッチリ。構築した環境の無駄な課金に配慮してAWSのやめかたで解説しているのには唸りました。

AWSの基本的なサービスについてそこそこ知っていると思っていた私も、最新のT3の話(バーストデフォルトオン)等、各所で学びがありました。読んでいる最中「あれ、これ解説しないのかな?」と思った事柄が次のページや脚注でしっかりフォローされていて、もはや私の出番(?)がありません。

技術各論からは離れるものの、初学者が疑問に持ちがちな部分もコラムとしてまとめられていて、自分がAWSを知らなかったときにこの書籍があれば、何の迷いもないAWSの門出ができて Auto Scaling の実用的な知識まで一気に学べたのになぁ…と思わされます。

既刊「DNSをはじめよう」への参照もあり、両書を読むことでサーバサイドのウェブがどのようなものか、かなり理想的な速習ができると感じました。本書がウェブ系のインフラを志す初学者への定番となり、AWSを使いこなすインフラエンジニアが増えていく未来が楽しみです。

尾形さんの仰るとおり「AWSをはじめよう」はAWSの本でありながら、その前段として第1章でインフラとは何か?サーバとは何か?オンプレミスとクラウドは何が違うのか?といった内容にかなりのページ数を割いています。

一度もお腹を空かせたことがない子に食料備蓄の大切さを説いてもいまいちピンとこないように、オンプレミスの良さや大変さを知らなければ、クラウドのメリットもデメリットも身をもって感じられません。

そんな気持ちで書いた第1章を特に評価してくださった尾形さんの書評は、読んでいてとっても嬉しかったです。

皆さんからいただいた書評は以上です。愛のある書評をたくさんいただいていた「AWSをはじめよう」は、いよいよ明日、10月8日(月・祝) の技術書典5にて頒布(販売)します。

note.mu

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技術書典への行き方や、何時ごろに行けばいいか?などはこちらにまとめてあります。

note.mu

みなさんのご来場、お待ちしております!それではまた明日!

#AWSをはじめよう に塩谷啓さん・佐々木喜徳さんから書評をいただきました #技術書典

10月8日(月・祝)の技術書典5で頒布(販売)する「AWSをはじめよう」に、「Web制作者のためのGitHubの教科書」著者 塩谷啓さんと、株式会社ガイアックス 技術開発部 部長 佐々木喜徳さんから書評をいただきました!

お二人ともお忙しい中、どうもありがとうございます♡

谷啓さん(@kwappa 株式会社ドワンゴ 技術コミュニケーション室長・『Web制作者のためのGitHubの教科書』著者)

前作「DNSをはじめよう」に続いて書評のご指名をいただいたので週末ズガッと読んでみたのですが。

なにこれ?なんでこれ「同人誌」として出版されるの?

ふつうに丸一日のハンズオン研修できる内容ですよ?

スクショたっぷりの親切構成、ちゃんとWordPressという「動くもの」が立つという達成感、Auto ScalingとかEBS Snapshotとか「クラウドならではの利点」まで味わえるという充実の内容じゃないですか。

そのなかでもとくにナイスだったのが、実はめくってすぐのCHAPTER 1。「インフラとサーバってなに?」というインフラの基本のキを丁寧に解説してくれてるからこそ、そのあとの実習がイメージしやすくなるし、「クラウドならではの利点」がより重要なものだと実感できるのではないでしょうか。

いまどきアプリケーションエンジニアも「インフラわかりませーん」じゃすまない時代になってきました。とくに新人のエンジニアの方はには、自分の書いたアプリケーションが動くインフラとはなにかを知るための入り口としていい本です。

新卒研修を担当した経験からは、これを教材にした研修サービスがあったらいいのにな?と思わざるを得ませんでした。

塩谷さんには「DNSをはじめよう」のときも書評を頂いたのですが、今回も「力を入れて書いた第1章」に着目してくださって「さすが!!!」という気持ちになりました。頑張って書いたところが褒められるのは格別嬉しいものですね。

続いては「DNSをはじめよう」がご縁で知り合った、ガイアックスの佐々木さんからいただいた書評です!

佐々木喜徳さん(@norinux 株式会社ガイアックス 技術開発部 部長)

もし私がこの本に副題を勝手につけるとしたら、「ようこそ!WEB技術の世界へ」とつけるでしょう。

前作のDNS本と、今回のAWSを合わせて読めばWEBインフラの全体像が掴めることができるので、これからこの業界で働きたい学生や、エンジニア職にキャリアチェンジしたい方にすごいオススメします。

入門書として親切丁寧でわかりやすいだけじゃなく、英語のメールが届いたからといってスルーしちゃだめよとか、99.999999999%の言い方などの注釈があったり、コラムではミステリー小説なども引用されてたり、AWSの技術そのものだけじゃない小ネタがたくさん散りばめられています。

隣で先輩エンジニアが、懇切丁寧にAWSの使い方を教えてくれているような気持ちにさせてくれる一冊です。

前作の「DNSをはじめよう」はガイアックス社内でも結構読んでいただいているそうです。ありがたや。「人に勧めたい」って最高の褒め言葉ですね。何回でも聞きたいです。

色んな方から愛のある書評をいただいている「AWSをはじめよう」は、10月8日(月・祝) に技術書典5にて頒布(販売)します。

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技術書典への行き方や、何時ごろに行けばいいか?などはこちらにまとめてあります。

note.mu

みなさんからの書評はまだまだ続きます。お楽しみに!

#AWSをはじめよう に湊川あいさん・五十嵐邦明さんから書評をいただきました #技術書典

10月8日(月・祝)の技術書典5で頒布(販売)する「AWSをはじめよう」に、「わかばちゃんと学ぶ」シリーズでお馴染みの 湊川あいさんと、達人出版会の2016年売上部数ランキングで1位をとった「Railsの教科書」の著者 五十嵐邦明さんから書評をいただきました!

ありがとうございます♡
感想貰えるだけでめちゃめちゃ嬉しいのに、それが尊敬する技術書の著者さんからとかさらに嬉しい・・・サインもください・・・感謝・・・。

湊川あいさん(@llminatoll マンガと図解でWeb技術が楽しくわかる『わかばちゃんと学ぶ』シリーズ著者)

こんなにわかりやすいAWSの解説書が、今まであったでしょうか?
前作の『DNSをはじめよう』でも感じた感覚ですが、mochikoさんの文章は、まるで隣の席のベテランの先輩が優しく話しかけてくれるような錯覚を覚えます。
単に「やわらかい言葉で書く」だけではこうはなりません。驚くほど読者への心配りが徹底されているのです。具体的には次の通りです。

  • 初めて出てくる単語には、必ず解説付き
  • 効果的な図解の使い方
    (ここぞ!というポイントにシッカリとわかりやすい図解が入っている)
  • 要所要所に、理解度を確認するクイズが入っている
    (しかも、本に書き込める場所がある!)

「そこまで解説しなくてもわかるでしょう」「知らない単語はググってください」といった妥協が一切ないことに感激いたしました。

「インフラって何?」から始まり、AWSでのWebサーバー・データベースサーバーの立ち上げ、ロードバランサーまで粒度を落とすことなく書ききっている超・良書です。

前回の技術書典4において「マンガでわかるDocker」のものすごい人気で初の非常口サークルを爆誕させた湊川さん・・・わかりやすい本を書いてる人に「わかりやすい!」と褒められるのは大変いいものですね。気分は最高です。

ちなみに湊川さん、前作の「DNSをはじめよう」も買ってくださったそうでそちらの感想もとっても嬉しかったです。2作目書こう!という励みになりました。

続いていがいがさんこと五十嵐さんから頂いた書評です!

五十嵐邦明さん(@igaiga555 「Railsの教科書」著者 )

AWSを使ってみたいが、難しそうだし何からやればいいのか…という方に自信を持ってお勧め。「AWSで自分のドメインWebサービス公開してね、ファイルはS3で、あとロードバランサも入れて冗長な構成でね。」と言われ分からないことだらけや…という状況からAWSで環境を作りあげられる1冊。

これほどスタート地点を易しいところに置いて、丁寧に分かりやすく書かれたインフラの本は初めて読みました。コンソールの使い方の説明もあるので、パソコンが使えさえすれば、あとはこの本が説明してくれます。前作のDNS本を一緒に手元に置いて、交互に読むと良さそうです。強くお勧めのmochikoAsTechシリーズです。

料金超過通知設定や、正しい権限付与、多段階認証などの説明もあり、安全に使えます。一方でゴール地点も妥協せず、EC2でサーバを立てるだけでなく、ドメインを扱うRoute53、画像を扱うS3、監視するCloudWatch、アクセスを複数台で処理するALBまで、始めるために必要な知識を全て説明しています。

私はインフラは得意ではないので、次にAWSをいじる必要があるときはこの本を見ながら作業すればいいなと未来に安心感を持てました。あと、バーストモードって何?って前から謎だったのですが、簡潔に書かれていてすぐに理解できました。 

プログラミング初学者に向けた本を書いているいがいがさんに、「これほどスタート地点を易しいところに置いて、丁寧に分かりやすく書かれたインフラの本は初めて」と言ってもらえたー!やったー!

ちなみにいがいがさんの原稿も技術書典5で「pixiv PAYの薄い本」に載るそうですのでそちらもぜひ!

愛のある書評をいただいた「AWSをはじめよう(292ページ/1,500円)」は、10月8日(月・祝) に技術書典5にて頒布(販売)します。

初心者の方でもお買い求めやすいよう、技術書典限定で「DNSをはじめよう」と「AWSをはじめよう」の2冊セット(2,000円)もご用意しました!(それぞれ定価は1,000円+1,500円なのでセットだと500円お得です)

出口付近の【あ-13】というスペースでお待ちしておりまーす!

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note.mu

みなさんからの書評はまだまだ続きます。お楽しみに。

 

#技術書典 5に当選したので #AWSをはじめよう を持っていくよ

10月8日(月・祝)の技術書典5に当選しました!
会場は池袋サンシャインシティ(前回の秋葉原と比べて3倍の広さ!)です。

技術同人誌が集まる年に2回のお祭りー!

今回は「mochikoAsTech」というサークル名で出口付近の「あ-13」にいます!

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前回、2時間で400冊完売して累計1,300冊売れた「DNSをはじめよう」と、
その続編となる新刊「AWSをはじめよう」の2冊を持っていきます!

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AWSをはじめよう」はその名前のとおり、
AWSで環境構築してWordPressのおしゃれなサイトを公開しよう!」
という自分で手を動かしてやってみる系の内容なので、

  • ウェブ系でエンジニアやってるけどインフラはよく分かんなくて怖い・・・
  • プログラミングの勉強したいけど何からはじめたらいいのか分からない

そんな初心者の皆さんに向けた1冊(になる予定)です。

技術書典5に間に合うよう、今必死で書いていますが
DNSをはじめよう」と同じく「薄くない薄い本」になりそうです。

ちなみに

  • AWSのアカウントを作る
  • ドメインを買う
  • AWSのRoute53でネームサーバの設定をする

という内容は1冊目の「DNSをはじめよう」に含まれているため、
そちらを読まずにいきなり「AWSをはじめよう」から読むと、
「上中下巻セットなのに中巻からいきなり読んだ」という感じで
色々意味が分からずちょっと戸惑うことになると思います。

既刊の「DNSをはじめよう」はBOOTH(pixivのネットショップ)で
通販していますので、できればそちらを先にお読みいただけると
新刊の「AWSをはじめよう」をさらに楽しめると思います。

mochikoastech.booth.pm

それでは技術書典5でお会いできるのを楽しみにしています!!