mochikoAsTechのdig日記

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#技術書典 20で新刊「#届ける工夫 ~欲しい誰かに見つけてもらえる67の方法~ 改訂第2版」を出します

技術書典20で新刊「届ける工夫 ~欲しい誰かに見つけてもらえる67の方法~ 改訂第2版」を出します!

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どんな本なの?

「届ける工夫」という本の改訂第2版です。初版は「60の方法」だったのが「67の方法」へと7つ増え、ページ数も20ページ増えて分厚くなりました!なお初版を既にお持ちの方は、改訂第2版の電子版を無料でダウンロードできます。

改訂第2版で追加された工夫はこちら

  • 2.13 中身の撮影や投稿の可否を明示しよう
  • 2.14 一度に出す新刊は一冊にしよう
  • 2.15 上中下巻は上下巻にまとめよう
  • 2.16 連絡先を書いておこう
  • 3.7 試し読みを公開しよう
  • 5.5 会場で買える本の種類を増やしすぎない
  • 6.7 本以外の形で多毛作をしよう

初版を出してから2年、今回「届ける工夫」の改訂第2版を出せることになったのは2025年末にあった以下の出来事のお陰です。内容に手を加えてよりよいものにして出したくても、初版の在庫がはけた上に一定の需要が見込めなければ改訂版はなかなか出せません。改めて御礼申し上げます。

mochikoastech.hatenablog.com

本の目次

この本はいつどこで買えるの?

技術書典20というイベントで買えます。技術書典はオンラインマーケットとオフライン会場で同時に開催するので、紙の本がネットでも現地でも買えます。紙の本を買うと、電子版も付いてきます。

オフライン会場では「く15」という、真ん中らへんにいます。

オンラインマーケットで買った紙の本は、会期終了後にまとめておうちに届くので、「紙の本がいますぐ欲しい!」という方は4月12日(日) のオフライン会場にお越しください。その場で紙の本を買って持ち帰れます。

オフライン会場に入るには、無料の入場券が必要なので、必ず事前に取得してお越しください!当日でも枠が残っていれば取得できるので、もし急に行く気になったら電車の中でスマホからシュッと入場券取って会場に来てください。

お品書きと値段設定

新刊「届ける工夫」は1,500円です。初版は1,000円でしたが、改訂第2版を出した今回のタイミングで1,500円にしました。

値段設定の背景をちょっと説明すると……まず改訂第2版では書きたいことが色々あってページ数が元気よく20ページ増えて分厚くなりました。もともと紙の値段が上がっているところに加えて、さらにページ数が増えたため印刷費が高くなっています。

加えて、本を会場まで、あるいは会場から家まで運ぶための輸送費や、BOOTH倉庫の管理費なども上がってきました。そのため元の値段(1,000円)では売上からコストを引いたときに、かなりの冊数が売れないと赤字となる見込みだったため、改訂第2版で価格改定をしました。

できるだけ読者が手に取りやすい価格にできるように努めた上で、また次の本もたのしく書いて刷れるだけの利益をちゃんと出すぞ、という気持ちですので、お気に召したらぜひ手に取ってください。

読んだ人の書評

「届ける工夫」には本を読んだ方から感想もいただいています。ありがとうございます!

小説家 朱野 帰子さん(『対岸の家事』『わたし、定時で帰ります。』など)

THE BIGLE株式会社 代表 佐藤祥子さん

オフライン会場でお待ちしてます!

4月12日(日)のオフライン会場には既刊のテクニカルライティング本なども持っていきます。新刊と一緒に、気になる本があったらぜひお手にとってご覧ください。

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オンラインマーケットでは、会場に全種類の本は持っていかない(というか持っていけないくらいある)ので、それ以外の本は技術書典オンラインマーケットでお求めください。3冊以上買うと封筒入りのステッカーセットももらえるそうです。

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2年前に書いた同人誌が読者の口コミで突然バズって1,200冊売れた

2年前に書いた「届ける工夫 ~欲しい誰かに見つけてもらえる60の方法~」という同人誌が読者の口コミで突然バズって1,200冊売れた。何を言っているのか分からないと思うが、わたしもよく分からない。ちょっと呆然としている。

11月27日(木)

始まりは11月27日(木) の午前中。BOOTHから立て続けに購入通知のメールが来ることに気づいた。

5分で10冊くらい一気に売れていたので、どこかで本を紹介してくれた人がいて、その場にいた人たちが一気に買ってくれたのかしらーと思っていた。

昼頃に、親切な方がリプライで「こちらの影響では?」と教えてくれたことで状況を把握。

このポストで紹介くださったお陰で一時的にガッと売れてたんだな、と理解して喜ぶ。

元ポストに引用リポストする形でお礼をつたえる。このときは1~2分に1冊くらいのペースで売れていた。

紹介くださった氏原ソウさんの「違法科学は人類を幸せにしたか」が面白そうだったので、感謝しつつBOOTHで購入。 

紙の本はBOOTH倉庫に預けて発送をお願いしていたんだけど、寝る時間になっても通知メールが届くペースが衰えないので、もしかしたら明日には在庫が尽きてしまうかもなぁ、と思いながら就寝。

11月28日(金)

起きたら在庫が尽きていた。

木曜から金曜朝にかけて既に150冊くらい売れていた。すごい!

たとえ紙の本が完売しても、電子版があれば「今すぐ読みたいのに買えない!」という状況を避けられるのがいいですね。

とはいえ紙の本が尽きたことで、購入通知のペースは少し落ちるのではと思ってたんだけど、寝る前にむしろペースが加速し始める。

就寝前に確認したら300冊くらい売れていたので、「いまが瞬間最大風速かな、ほんとに有難いな」とにこにこ。

折角なので過去にいただいた書評もぶらさげておいた。

11月29日(土)

金曜に「今日が瞬間最大風速かな」と思ったのに、土曜の朝に確認したら500冊を超えていてびびる。

あまりの急な売れに動揺する筆者。

この辺りから、「元のポストを見て買って読んだ人」の感想ポストが急激に増え始めて、さらにその感想ポストを見てまた他の人が買う、というループに入ったのかさらに購入通知メールのペースが上がりはじめる。

この本は元々「技術書典」という技術書のイベントで出した同人誌なのですが、文フリやコミケなど今までとは違う場所で活動されている方たちに届いて一気に広まった、という印象でした。

この土曜が本当の瞬間最大風速を記録した日となりました。

11月30日(日)

日曜は技術書典19の会期最終日。技術書典の会期中に既刊の急な売れがやってきたので、すっかり影が薄くなってしまったのだが、実は新刊もちゃんと出してました。

購入通知のペースはピークを越えて落ち着いてきたものの、それでも木曜からの4日間で販売数が800冊を超えたので、もしかしておひとりの読者さまの口コミがきっかけで1,000冊売れてしまうのでは?とどきどきしはじめる。

これをきっかけにXでフォローしてくださった方もいたので、改めて「こんな気持ちで書いたこんな本です」という紹介をしておいた。

12月1日(月)

月曜になっても日曜とほぼ同じペースで売れ続け、ついに木曜からの5日間で売れた数が1,000冊を超える。ひえー。

本を読んで感想をポストしてくれた方の固定ポストプロフィールを見に行くと「この人の絵、素敵だなー!」とか、「この人は編み物をしてるんだ」とか、「この人のお名前好きだな」とか、「この人の作ってるアクセサリーかわいい」みたいな色んなジャンルの出会いがあってとても楽しい。

えたーなるぱわーげんきさん、響きが好き。一発で覚えてしまった。

12月2日(火)

販売通知もようやく落ち着いて、初日(木曜)より少し劣るくらいのペースになってきた。それでもすさまじく売れているんだけど、あまりに急な売れだったので「1時間に2~3冊くらいのペースか、大分落ち着いたな」と感覚がおかしくなっている。

12月3日(水)

2時間に1冊くらいのペースに落ち着く。メールでもXでも通知がぱっぱかぱっぱか来てなんだかずっとそわそわしていた1週間だった。

12月4日(木)

一度落ち着いたはずの販売通知だが、再び1時間に1冊くらいのペースに上がりはじめる。もう何も分からない。1,200冊も売れるきっかけを作ってくれた氏原ソウさんに改めて感謝しつつ、この1週間を記録として残しておくことにする。

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ということで、2年前に書いた同人誌が読者の口コミで突然バズって1,200冊売れた顛末でした。

これはまさに「届ける工夫」に書いていたことですが、購入しようか迷っている人の背中をより強く押すのは、筆者による自著の紹介よりも、関係者による応援コメントよりも、利害関係のない第三者の「この本買った!」「面白かった!」という一言だなと改めて感じました。

氏原ソウさん、本当にありがとうございました!

わたしも本やゲームやコンテンツなど、好きなもののことはもっともっと気軽に「これいいよ!」と語っていこうと思います!

初めてのエッセイ本「Anyway, Keep Writing! vol. 1」を抱えて #技術書典 19 オフライン会場にサークル参加してきました

事後の報告になっちゃうんですが、先週末、池袋サンシャインシティにて技術書典19がオフライン開催されました!当日がどんな感じだったのか、サークル参加者として振り返ります。

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まずは朝4時、起床に成功。

お品書きや、かんたん後払いアプリのQRコード、見本誌マークなどを印刷していなかったので、朝から印刷しつつテーブルクロスなどの荷物をスーツケースに詰めます。

2018年の技術書典4から半年に1冊のペースで書き続けているので、気づけば既刊だけで13種類、今回の新刊も合わせると14種類!

これを全部会場に持ち込むと「いっぱい種類がありすぎて何を買えばいいのか分からない」状態になってしまうので、今回はおうちオフィスのシリーズと、直近で人気のあったテクニカルライティング本、それからDNS本だけ持ち込むことにしました。

それ以外の本を目当てにいらして「○○って今日はないんですか?」と聞いてくださる方もいたんですが、ごめんなさい!机に載りきらないので許してください!会期中は送料無料なのでオンラインマーケットでお求めください。

スーツケースを転がしつつ、やさしい夫に会場まで車で送ってもらい、売り子ーズのみなさんのお陰で11時前には設営完了。ちなみに今回は現金非対応で、決済方法は公式の「かんたん後払いアプリ」だけなのでお釣りの準備もありません。ラク

今回の新刊は、表紙を「ベルベット」という紙にしてみたんですが、しっとりした重めの手触りで大変よかったです。すきー。

寒いせいか開場直後の出足は落ち着いた感じでしたが、それでも見本誌をたくさん見ていただきつつ、既刊のテクニカルライティング本がいちばんの人気で16時ごろに完売。

17時に無事閉会となりました。

会場内を2万歩近く歩いてすごく疲れた……会場内はそこまで混雑はしていないものの、終日人いきれで暑いので半袖+すぐ脱げるパーカーとかがいいですね。

今回の新刊は、技術について考えたことや日常の中で思ったことをまとめた随筆、いわゆるエッセイ集だったので、従来の技術書のような「中身の分かりやすさ」を優先した表紙ではなく、タイトルと著者名だけを強調したシンプルな形にしました。

タイトルの「Anyway, Keep Writing!」は『色々あっても、まあ書き続けていこうよ』みたいな意味ですね。思い通りにいくことばかりではないし、年を追うごとに大変なことも出てはくるんだけど、書き続けて場に立ち続けてやっていこうね、と思っています。

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IT企業における40代女性のサンプルが少ないことにふと気づいて、いま20代や30代で技術を志して働いている人にとって、その延長線上でキャリアを紡ぐ「普通の40代」の日常は見えづらいのではと思ってこの本を書きました。

「普通の技術書じゃなくてエッセイ本かー」と思って買うのを躊躇う方もいらっしゃると思いますが、mochikoAsTechの今までの本を何かしら読んで「面白い!」と思ってくれた方にはきっと今回の本も面白いと思います。お試しください!

目次も置いておきますね。最近よく聞かれる「LLMって実際ドキュメントで使えるんですか?」とか「ライティングで生成AI使ってみてどうですか?」みたいな話も載っております。

オフライン会場での開催は終わりましたが、技術書典はオフラインが終わった後でもオンラインマーケットで2週間に渡って紙の本が買えるのがいいところです。11月末までなら紙の本が送料無料&電子書籍も無料で付いてきますので、既刊も新刊も刺さるものがあればぜひお求めください。

あと余談ですが、会場に持ち込んだ既刊のおうちオフィス本はvol. 2だけ多めに売れ残って大変面白かったです。

残り1週間、わたしも引き続きオンラインマーケットで技術書典19を楽しみたいと思いまーす。

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#技術書典 18で新刊「最高のおうちオフィスではたらく vol. 3 ~海が見える2拠点目で快適リモートワーク~」を出します

技術書典18で新刊「最高のおうちオフィスではたらく vol. 3 ~海が見える2拠点目で快適リモートワーク~」を出します!

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どんな本なの?

「最高のおうちオフィスではたらく」というシリーズの3作目です。144ページとちょっと厚めの薄い本!

「最高のおうちオフィスではたらく」は、自宅で快適にリモートワークをするために導入した設備や機材を金額込みですべて紹介していくシリーズで、過去の技術書典で累計2,000部を突破しています。

今回新たに加わる3作目は、副題に「海が見える2拠点目で快適リモートワーク」とあるとおり、東京とは別に構えた2拠点目でベランダにStarlinkを設置したり、それぞれの書斎を作り込んだりという内容になっています。紹介している商品の数は98、あとがきに書いた総額も過去最高額となりました。

本の目次

この本はいつどこで買えるの?

技術書典18というイベントで買えます。技術書典はオンラインマーケットとオフライン会場で同時に開催するので、紙の本がネットでも現地でも買えます。紙の本を買うと、電子版も付いてきます。

オフライン会場では「し24」という、出口寄りの場所にいます。

オンラインマーケットで買った紙の本は、会期終了後にまとめておうちに届くので、「紙の本がいますぐ欲しい!」という方は6月1日(日) のオフライン会場にお越しください。その場で紙の本を買って持ち帰れます。

オフライン会場に入るには、無料の入場券が必要なので、必ず事前に取得してお越しください!当日でも枠が残っていれば取得できるので、もし急に行く気になったら電車の中でスマホからシュッと入場券取って会場に来てください。

お品書きと値段設定

新刊(3作目)は1,500円です。そして「最高のおうちオフィスではたらく」の1作目と2作目は、いままで1,000円で販売していましたが、新刊(3作目)を出した今回のタイミングで3作とも1,500円にしました!

オフライン会場限定で3冊まとめて購入すると4,500円→3,000円になるお得なセットも用意しました!シリーズをこれから読みはじめる人向けです!会場在庫がなくなり次第終了なのでお得に買いたい人は早めにお越しください。

値段設定の背景をちょっと説明すると……技術書典で本を出す際は、書きたいことが色々ありすぎてうっかりページ数が増えて分厚くなってしまいがちなので、大きめのイベントにあわせて早割かつ大量に刷る形にして印刷単価を低く抑えています。

つまり既刊を少しだけ再刷しようとすると、少部数での印刷になるため印刷単価が高くなります。加えて、ここ数年は紙の値段が上がったことで印刷所の印刷費もじわじわと上がってきました。

今回、おうちオフィスの新刊(3作目)が出たので、1作目から全部まとめてほしい!という方に向けて既刊を用意したのですが、上記のような理由から元の値段(1,000円)では印刷コストだけで赤字になってしまうため、3作まとめて価格改定としました。

できるだけ読者が手に取りやすい価格にできるように努めた上で、また次の本もたのしく書いて刷れるだけの利益をちゃんと出すぞ、という気持ちですので、お気に召したらぜひ手に取ってください。

読んだ人の書評

本を読んだ方から感想もいただきました。ありがとうございます!

小説家 朱野 帰子さん(『対岸の家事』『わたし、定時で帰ります。』など)

株式会社カケハシ 技術広報 櫛井優介さん(@941)

オフライン会場でお待ちしてます!

6月1日(日)のオフライン会場には既刊のテクニカルライティング本も持っていきます。新刊と一緒に、気になる本があったらぜひお手にとってご覧ください。

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オンラインマーケットでは、会場に全種類の本は持っていかない(というか持っていけないくらいある)ので、それ以外の本は技術書典オンラインマーケットでお求めください。3冊以上買うと〆切の御守りももらえるそうです。

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リモートと出社と時計の時刻合わせ

最初に書いておくと、これは特定の会社や制度を批判、あるいは揶揄するような話ではありません。オフィスへの出社に関して、自分の中で考え方の整理をするために書いた文章です。

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コロナ禍以降、ずっとフルリモートで仕事をしてきた。オフィスに行くのは「行く用事」があるときだけなので、せいぜい半年に1回とか、四半期に1回とか。逆に必要があれば連日行くこともある、という感じ。

フルリモートということはおうちがオフィスになるので、快適に働けるようにデスクや会議用個室も整備した。

私個人としては「大きく変える」という意志決定が不得手な社会において、コロナ禍で否応なしに「家で働ける人は家で働こう。四の五の言わずに先ずはそれでやれる方法を考えよう」という方向に舵を切ることになったのはいいことだったと思っている。

ただたまに出社して、今までカメラ越しにしか会ったことのなかった人と顔を合わせたり、個人的な話を聞いたり話したりすると、以後その人とちょっと仕事がしやすくなるなーという感覚はあった。

何でもない飲み会

なので去年くらいから、でかい単位の「部署」の中で、私もあんまり喋ったことないし、その人たちもお互いにあんまり面識なさそう……というような人を3人ピックアップして、わたしを入れて4人でなんでもない食事会を開催する、ということをはじめた。

もちろん誘うときは非常に気を使って「これは任意参加で、何の強制力もないし、参加しなくても何の不利益もない。私があなたとご飯を食べながらじっくり話してみたいだけです。若手の飲食代は私が出すけど、大人のみなさんは自腹です。気が向かない場合は遠慮なく断ってください」と伝えた上で、相手が「行きたい!!」というテンションのときだけ参加してもらう形で。

やってみると色んな人と話せてすごく楽しいし、誘った相手にも喜ばれる一方、なけなしのコミュニケーション能力を振り絞っているので毎回カッスカスになって帰ってくる。なんなら帰りの電車は方角が同じでもタイミングずらして別々に帰らせてもらうくらい疲れる。

でも、今まであまり話したことのなかった人と対面で会って話すと、やっぱり以後話しかけすくなるし、なんとなく「こういう人だよね」という解像度が上がる気がする。なので「いつか話してみたい人」がいたら、自分から話しかけないと機会は来ないしなーと思って頑張っている。

対面で会って話すことの効能

こんなふうに、業務でもないのに食事会を定期開催するくらいには「対面で会って話す」ことの効能を認めているんだけど、だからといって週1とか週3とかでオフィスに出社して、もっと対面で仕事をすべきだと思っているかというとそんなことは全然ない。

この「対面で会って話すといいことある。でも週1みたいな頻度で出社すべきとは思わない」を自分でも矛盾なく説明できなくてうーんうーんと思っていたところ、いい例え話に出会った。

なるほど時刻合わせ。

みんなで会うことは時計の時刻合わせ

私たちは各々が腕時計をしていて、それを基準に仕事をしている、とする。

でも時計はちょっとずつずれるので、段々とチームの中で「Aさんは15分早い」「Bさんは2時間遅れてる」「Cさんは半日も早い」みたいな状態になっていく。ただみんなが自分の時計を見て動いている中で、お互いの時間がずれてることにはなかなか気付けないので、時計がずれてることに起因してちょっとずつ「なんか話が噛み合わないな……」という状態になっていく。

なので、たまにみんなで集まって時計の時刻合わせをする必要がある。みんなで腕を出して時刻合わせをし、時計の竜頭を同時にカチッと戻すと、またしばらくはリモートでも同じ時刻、同じ認識で話ができる。

でもしばらくするとまたちょっとずつちょっとずつずれていくので、数か月に1回とか、半年に1回とかの頻度で集まって、みんなで時刻合わせをする。そうすると、またしばらくは仕事がしやすくなる。

この「みんなで集まって時刻合わせをする」ことが大事なので、たとえば各自がばらばらの曜日に出社したり、出社しても顔を合わせずに別々のフロアで働いていたりすると、折角オフィスに出社しても時刻合わせの効果は得られない。

そしてこの理屈で行くと、時計のずれは本当に僅かずつなので、週1とか週3みたいなペースで時刻合わせをする必要はない。

なるほど、だから私は「対面で会って話すといいことある。でも週1みたいな頻度で出社すべきとは思わない」と感じていたのか、と感覚を言葉にできてすっきりした。

コロナ禍の最初期の頃、色んな人が「最初はフルリモートでも信頼貯金を切り崩してなんとかやれてたけど、半年以上会わないとさすがにちょっとしんどくなってきた」と言っていたのも、同じようなことなのかもしれない。

出社頻度とオードリータンの提言

そう考えると、社会全体で出社回帰の方向になっていくとしても、いきなり「週1回か月1回か」みたいな検討ではなく、まずは3ヶ月とか半年に一度、絶対に全員が同じ場所に集まって顔を合わせて会話する日を作る、ならいいのになーと思う。

DXについてオードリー・タン氏へのQ&A」でも、タン氏がこう述べている。

タン氏:私は2008年からリモートワークを始めました。当時は、シリコンバレーを拠点にする会社・ソーシャルテキストで働いていたのですが、この会社のチームは五つの地域に分かれていたので、メンバーもいつでも会社へ行けるわけではありませんでした。そのため、必ず半年に一回は皆で集まるイベントをしていました。半年以上経つと相手の印象が残りづらくなってしまうので、長くても半年に一回ぐらいは会う場を設けた方がいいかなと思います。 

あるいは一緒に働く人みんなが「時計はずれるものだ」という認識を持って、オンライン上で積極的に自分の時計の時刻を開示していくようにしたり、小まめにZoomで話して完璧でなくても時刻を大体揃えるようにすれば、少なくとも大幅に時刻がずれたままの働きづらい状態で働くことは避けられるのかなと思う。

こうやってたまに時刻合わせをしながら、オフィスで働きたい人はオフィスに行くし、リモートで働きたい人はリモートで働く、という働き方が社会全体で継続できるといいのにね。

「技術書とお金の話 夏の夜」と「技術書とお金の話 冬の夜」をやりました

本記事はmhidakaが建立した Advent Calendar 2024の25日目です。

adventar.org

2024年6月、何気なくつぶやいた「AmazonKindle電子書籍を出すと著者にはいくら入るのか」というポストがバズりました。

そしたら佐々木さん(NRIのえらい人。著作多数。AWSの資格試験本でお世話になっている人も多いはず)が「KDPとか印税については語りたいことが沢山ある!」と現れたので、

フッ軽DevRelこと941さん(フッ軽DevRelで全部説明できてしまった。君もあちこちのオフィスに行きまくって美麗な写真でオフィス内を紹介する「行ってきた」シリーズを一度は読んだことがあるはずだ!)に仕切りを頼んで、

鹿野さん(ラムダノートという出版社の経営者かつ書籍の編集者)、ひつじさん(技術書典の主宰で技術書クラウドファンディングのPEAKSもやってる)、高橋さん(同じく技術書典の主宰で達人出版会という出版社の経営者でもある)に「登壇してくれまいか」とお声がけ。

ものすごいスピードで登壇者が決まり、会場が確保され、イベント画像が作られ、「技術書とお金の話 夏の夜」というイベントを開催することになりました。

tech-book-cat.connpass.com

みなさんにお金に関することを話してもらうにあたって、細かい機微が取りこぼされたままセンセーショナルな数字だけが拡散されるのはよくないと考え、イベントは配信なし、後日の動画公開もなし、当日会場に来た人だけが聞ける完全オフラインで開催することに決定。

配信なしなこともあって、結構な人数のキャンセル待ちが発生してしまった。

「夏の夜」というイベントタイトルにちなんで、当日はみんな浴衣や法被で集合。

会場では登壇者のサイン本も販売されました。

1つめのセッションは佐々木さんの『出版のコストと利益 商業誌の著者の立場から』。

2つめはmochikoAsTechの『出版のコストと利益 同人誌の著者の立場から』。

3つめは鹿野さんの『出版のコストと利益 編集者の立場から』。

4つめはShocoさんの『商業誌みたいな値段で同人誌を出したらすごく売れた話』。

続いてひつじさん、高橋さん、佐々木さん、鹿野さん、mochikoAsTechでパネルディスカッション。

ラムダノートの本がプレゼントされて会場大盛り上がり。

そしてここからはライトニングトーク

LT1つめは鹿野さん(かのさん)の『コンテンツと契約の話』。

LT2つめは小説家の朱野さんによる『小説家のキャッシュフロー問題を技術同人誌が解決した話』。

LT3つめは仲田さんの『本を書いて得られたお金以外の価値』。

LT4つめは伊藤さんの『妻が小説家な元ビジネス書編集者が語る印税と原稿料と契約書』。

LT5つめはあきみちさんの『妻に「本を書くのはやめて」と言われても諦めなかった話』。

こうやって振り返ってるとこのイベント濃いな!3回分くらいの話が凝縮されている。当日の詳細な様子はTogetterをご覧ください。

togetter.com

あと小説家である朱野さんがなぜ「夏の夜」でライトニングトークをするに至ったのか、というnoteを書いてくれてます。経緯が面白すぎる。

note.com

聞きたかった話がいっぱい聞けてめちゃくちゃ面白かったが、準備は大変だったし、「冬の夜」もやるとか言っちゃったけど本気か?もう二度とやらんぞ!!と思ったが、喉元過ぎるとすぐに忘れてしまうタチなのと、なんと「冬の夜」の会場スポンサーが「夏の夜」をやるより先に現れていたので「冬の夜」もやることになったのでした。

tech-book-cat.connpass.com

「夏の夜」では技術書を書いた人にいっぱい話をしてもらったので、「冬の夜」では翻訳書に着目して、英語の技術書を日本語に翻訳した人や、日本語で書いた技術書が韓国語に翻訳された人に登壇してもらうことに。

なんと当日は「エンジニアチームの生産性の高め方」などの著者であるぎぎにゃんに受付を頼むという贅沢仕様。オーバースペックすぎる。

「冬の夜」なのでみんなクリスマスっぽい服装で集合。

1つめのセッションはfreddiさんとshizさんによる『ドキドキ!洋書翻訳の裏側』。いい話してるのに、形式が完全にショートコントでげらげら笑ってしまった。

2つめは会場スポンサーである CARTA HOLDINGSから、丹野さんによる『Engineer in VOYAGE(現CARTA本)ができるまで』。

3つめはIshikawaさんとJungさんの『ワクワク!韓国語翻訳の裏側』。

そしてここからはライトニングトーク

LT1つめはasahideさんの『どうする確定申告!?』。

LT2つめはdbmktさんの『技術書の翻訳にどれくらいの時間がかかるのか測ってみた』。

LT3つめはMutsumixさんの『技術書典で一儲けを狙ったエンジニア、かく戦い、かく敗れたり』。

LT4つめはmimgleさんの『DIYで憧れの壁一面の本棚を実現』。

LT5つめはShocoさん佐藤少納言の『書くことが与えてくれる本当の価値』。

冬の夜も濃いな、これやっぱり1回のイベントで聞ける量と濃度ではない気がする。

ドリンクスポンサーのCARTA HOLDINGSさんと、フッ軽DevRelこと941さんのお陰で美味しいワインが振る舞われました。すごい。

あとじゃんけん大会で勝ち抜いた人に、登壇者から本が贈呈されました。

「冬の夜」の詳しい様子は、こちらもTogetterをご覧ください。

togetter.com

本当にいい話がたくさん聞けた。ただただ私がみんなの話を聞きたいがために、私利私欲でイベント主催してるようなところがある……と思っていたのだが、エンジニア向けのイベントやカンファレンスで本屋としてブース出店する試みをはじめたlacolacoさんのブログを読んでいたら、思いがけず「技術書とお金の話 夏の夜」の話が出てきた。

blog.lacolaco.net

えー、「夏の夜」がDevFest Tokyoで出店するきっかけに……!(ひつじさんの紹介で「夏の夜」にlacolacoさんがいらしてたことは知ってたし、カンファレンスで本屋さんを出す試みなんて面白いなーとも思ってたけど、関連が分かってなかった)

あと技術評論社で若手編集者のみなさんが開催している勉強会にも呼んでいただいて、色んな話ができた。

私の私利私欲が、なんか分からんけど巡り巡って他人様にいい影響を及ぼすことがあるんだな……いいはなし……でもすごく大変だったし、「夏の夜」と「冬の夜」で2回もやったからもうしばらくはやらなくていいかな……と思っていたら、ラムダノートを支援している時雨堂のVさんがこんなことを呟いていた。

結果、即決で「技術書とお金の話 春の夜」をやることになりました。

 

面白そうなことには労を惜しまず、みんなの助けを借りながら感謝も忘れず、ちょっとつんのめるくらいの勢いで楽しくやっていきたいと思います。来年もよろしくお願いいたします!

#技術書典 17で「mochikoAsTech 著作目録」という豆本を出します&既刊をすべて再版します

技術書典17で「mochikoAsTech 著作目録」という豆本を出します!

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「mochikoAsTech 著作目録」ってどんな本?

著作目録という名前のとおり、私が今まで書いた技術同人誌や、他サークルへの寄稿などをすべて紹介している本です。手のひらサイズのフルカラー豆本日光企画さんにご相談して、変則的なサイズで作っていただきました。

詳しくは後述しますが、11月3日(日) 技術書典のオフライン会場で1冊以上本を買った方に、この「mochikoAsTech 著作目録」を無料で差し上げます。(お一人様1つ。先着順)

著作目録に載っている過去の既刊は、完売していたものも全部刷りなおして持っていくので、ぜひお好きな本を購入して著作目録をもらってください!お待ちしてます!

中身はこんな感じ!

 

 

 

この本はいつどこで買えるの?

技術書典17というイベントで買えます。技術書典はオンラインマーケットとオフライン会場で同時に開催するので、紙の本がネットでも現地でも買えます。紙の本を買うと、電子版も付いてきます。

なおオフライン会場でmochikoAsTechの本を1冊以上買った方には、この「mochikoAsTech 著作目録」を無料で差し上げます。お一人様1つ、先着順となりますので、どうぞお早めにお越しください。

オフライン会場では「せ10」という、最奥の端っこにいます。

オンラインマーケットで買った紙の本は、会期終了後にまとめておうちに届くので、「紙の本がいますぐ欲しい!」という方は11月3日(日) のオフライン会場にお越しください。その場で紙の本を買って持ち帰れます。

オフライン会場に入るには、無料の入場券が必要なので、必ず事前に取得してお越しください!当日でも枠が残っていれば取得できるので、もし急に行く気になったら電車の中でスマホからシュッと入場券取って会場に来てください。

豆本が作れてうれしい!

いつか作ってみたいなと思っていたフルカラー豆本!うれしい……かわいい……!

既刊も割と完売していたものが多くて、毎回「○○ってもう再版しないんですか?」と聞かれていたので、再び全種類ご用意できて嬉しいです。

全部刷りなおした結果、手元にあった在庫も持っていくのでオフライン会場では3,000冊ほどの本と共にお待ちしております!軽くなって帰りたい!!身軽になって帰りたいです!!!いっぱい買いに来てください!!!!

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