WindowsでAWS CLIを使う方法
AWS CLIってなに?
AWSでインスタンス立てたり、S3のバケット作ったりするには「ブラウザでマネジメントコンソール開いて、画面でぽちぽちして作る方法」と「コマンド叩いて作る方法」があるんだけど、後者がAWS CLI(コマンドラインインタフェース)だよ。
たとえば aws s3 ls
というコマンドを叩いて、s3のバケット一覧見たりとかできるよ。
AWS CLIってWindowsでも使えるの?
使える。私もLinuxとかMacのターミナルじゃなきゃ使えないと思い込んでたんだけど、なんとWindowsでもふつーにインストールしてコマンドプロンプトで使えるよ。
WindowsでAWS CLIをインストールしよう
- 以下のページで「Windows(64 ビット)用 の AWS CLI MSI インストーラのダウンロード」を押してダウンロード
AWSCLI64PY3.msi
というインストーラをダウンロードしたらダブルクリックするだけでインストールできる- なんと環境変数のPATHにも以下が自動で追加されるので、手動で追記する必要がないよ
C:\Program Files\Amazon\AWSCLI\bin\
- インストール完了したらコマンドプロンプトを起動してバージョン確認してみよう
$ aws --version aws-cli/1.14.44 Python/3.6.7 Linux/4.15.0-1039-aws botocore/1.8.48
AWS CLIのセットアップをしよう
クレデンシャル情報を設定するには、コマンドプロンプトで
aws configure
を叩いて対話的に入力するだけ- どこのフォルダで叩いても大丈夫だよ
Default output format
にはjson
table
text
の3種類を指定できるよ
$ aws configure AWS Access Key ID [None]: ここにアクセスキー AWS Secret Access Key [None]: ここにシークレットキー Default region name [None]: ここにデフォルトのリージョン(東京リージョンなら「ap-northeast-1」) Default output format [None]: json
この
aws configure
をたたくと%USERPROFILE%/.aws
ディレクトリができて、その下にconfig
とcredentials
のファイルができるよconfig
[default] region = ap-northeast-1 output = json
- credential
[default] aws_access_key_id = ここにアクセスキーが入る aws_secret_access_key = ここにシークレットキーが入る
AWS CLIの動作確認
- インストールとクレデンシャル情報の登録が完了したらAWS CLIを使ってみよう
- たとえば
aws ec2 describe-instances
を叩くと、EC2で稼働中のインスタンス一覧が見られるよ!
動作環境
- Windows 10 Proの環境で動作確認したよ